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2014年01月24日

朝日放送のフェルメール展、売上金4・2億不明

朝日放送(大阪市福島区)が2011年に主催した美術展「フェルメールからのラブレター展」で、チケットの売上金約4億2000万円が使途不明になっていることがわかった。

 大阪地検特捜部は、朝日放送が売上金の保管業務を委任したイベント運営会社の前社長(45)らから任意で事情を聞くなどして、売上金の流出先を捜査している。

 同展は、11年6月25日~10月16日に京都市美術館で開かれ、期間中、当日券の売り上げは少なくとも計約4億2000万円あった。

 同展関係者らによると、朝日放送は11年5月、売上金の保管業務をイベント運営会社「日本ワーカーズ」(大阪市北区)に委任。保管業務に関する契約書はなかったが、同展終了後に売上金をまとめて朝日放送に渡すことで合意していた。

 ところが、売上金は12年1月の期限になっても大部分が引き渡されず、使途不明になっていることが発覚、翌2月、当時の日本ワーカーズ社長が辞任した。同社側は計約1億9000万円を支払ったが、朝日放送は12年7月、未回収の約2億3000万円の返還を求めて大阪地裁に提訴した。  


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2014年01月16日

気圧が低いとリウマチ悪化 通説は湿気が原因ですが…

気圧が低いほど関節リウマチ患者のはれや痛みが増えることを、京都大のグループが確かめた。天気が悪いとリウマチも悪くなると昔から言われているが、通説の湿気より気圧の方が明確な関連があった。米科学誌プロスワンで16日発表する。

 京大ゲノム医学センターの寺尾知可史特定助教らは、通院患者約2100人の受診データと京都市の気象データの関係を調べた。すると、気圧が低いほどはれや痛みのある関節の数が増え、患者の自覚症状も悪かった。特に3日前の気圧がもっとも関係していた。湿度も関係するが、気圧ほどはっきりした統計学的関連がなかった。気温は無関係だった。

 血液のデータとは関係しないので、病気の進行には影響しないと考えられる。「梅雨時は関節が痛む」「痛みがひどくなると天気が悪くなる」など天候との関係は以前から知られていたが、患者個人のそういった実感を統計学的に実証したのは初めてという。グループの京大病院リウマチセンターの橋本求特定助教は「医師が信じてない場合もあったが、疫学的に関連が示されたので、患者の感覚への理解と共感が進むのではないか」と話している。(鍛治信太郎)  


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2014年01月11日

アクリ冷凍食品から農薬 安全管理、死角どこに

■常に集団で作業/身体検査はなし/継続的に混入か

 食品大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題は、包装直前に人為的に混入された疑いが強いが、工場内に持ち込んだ手段や、混入方法は不明だ。厳しい安全管理態勢の「死角」はどこにあったのか。アクリ社は10日、群馬県警に被害届を提出。県警は工場内部の薬物鑑定や従業員からの聴取を中心に捜査を本格化させている。

 ■ラインは厳格

 「常にグループで行動しており、人の目を盗んで農薬を入れるなんて無理」

 商品の製造ラインで勤務する女性従業員は話す。

 アクリ社によると、工場には1階にグラタンとピザ、2階にホットケーキとコロッケ、フライと計5つの製造ラインがある。これまでにピザ、コロッケ、フライの3ラインで製造された計25商品で異臭を確認。うち9商品からマラチオンが検出されている。

 異臭商品はピザ(15商品)、フライ(9商品)の2ラインに集中。コロッケのラインでは1個のみだったが、基準値の150万倍という高濃度(1万5千ppm)を検出している。

 複数の従業員によると、製造ラインは担当が決まっており4、5人~十数人単位のグループで作業。商品は加工、凍結処理された後、ホットケーキは2階、残る4ラインの商品は1階の包装室で袋詰めされて冷凍庫で保管、出荷される。製造ラインから包装までの工程は数時間程度という。

 各ラインは独立した部屋で、作業を指導する「オペレーター」と呼ばれる監督役を除き従業員がライン間を移動することはほとんどない。コロッケの製造ラインで働く女性は「30分おきに消毒や毛髪が落ちていないか注意を促すアナウンスが流れ、手袋のずれなどもオペレーターから厳しくチェックされる」と明かす。

 4種類の商品を袋詰めする1階の包装室ではラインごとに作業するが間仕切りなどはない。ただ、2交代制で約40人が一斉に作業するため人目が多く、繁忙期にはライン担当の従業員が包装を手伝うこともあるものの、「ライン以上に(安全管理は)厳格」(女性従業員)という。

 ■「抜け穴」存在

 異物の持ち込みについては一定の規制はあるものの、「抜け穴」の存在も浮かび上がる。

 従業員が着る作業服は会社の貸与品で、ポケットがないか縫い付けられている。「リップクリームも持ち込めない」(男性従業員)が、製造ラインなどに入る際にカード認証などのセキュリティーはなく、ボディーチェックも行われていなかった。

 県警が押収して解析を進めている工場内部のカメラも、「防犯カメラというより、商品の衛生管理用」(捜査関係者)で、不審な動きまで克明にとらえているかは疑問が残る。別の男性従業員は「袖口などに(農薬を入れた)ポリ袋を忍ばせることは、今思えばできたかもしれない」と打ち明ける。

 ■300人勤務

 工場には約300人が勤務しており、稼働時間は午前5時~午後11時。約8割が非正規労働者で、外国人も実習生を含めて11人いるという。

 異臭商品の製造時期はいずれも昨年10~11月。一部商品では外側の方が中身より高濃度を検出していることから、“犯人”は継続的に混入を繰り返していた可能性がある。群馬県警は、商品が加工され凍結処理される前後から1階の包装室までの間で混入されたとの見方を強めている。  


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2014年01月11日

アクリ冷凍食品から農薬 安全管理、死角どこに

■常に集団で作業/身体検査はなし/継続的に混入か

 食品大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題は、包装直前に人為的に混入された疑いが強いが、工場内に持ち込んだ手段や、混入方法は不明だ。厳しい安全管理態勢の「死角」はどこにあったのか。アクリ社は10日、群馬県警に被害届を提出。県警は工場内部の薬物鑑定や従業員からの聴取を中心に捜査を本格化させている。

 ■ラインは厳格

 「常にグループで行動しており、人の目を盗んで農薬を入れるなんて無理」

 商品の製造ラインで勤務する女性従業員は話す。

 アクリ社によると、工場には1階にグラタンとピザ、2階にホットケーキとコロッケ、フライと計5つの製造ラインがある。これまでにピザ、コロッケ、フライの3ラインで製造された計25商品で異臭を確認。うち9商品からマラチオンが検出されている。

 異臭商品はピザ(15商品)、フライ(9商品)の2ラインに集中。コロッケのラインでは1個のみだったが、基準値の150万倍という高濃度(1万5千ppm)を検出している。

 複数の従業員によると、製造ラインは担当が決まっており4、5人~十数人単位のグループで作業。商品は加工、凍結処理された後、ホットケーキは2階、残る4ラインの商品は1階の包装室で袋詰めされて冷凍庫で保管、出荷される。製造ラインから包装までの工程は数時間程度という。

 各ラインは独立した部屋で、作業を指導する「オペレーター」と呼ばれる監督役を除き従業員がライン間を移動することはほとんどない。コロッケの製造ラインで働く女性は「30分おきに消毒や毛髪が落ちていないか注意を促すアナウンスが流れ、手袋のずれなどもオペレーターから厳しくチェックされる」と明かす。

 4種類の商品を袋詰めする1階の包装室ではラインごとに作業するが間仕切りなどはない。ただ、2交代制で約40人が一斉に作業するため人目が多く、繁忙期にはライン担当の従業員が包装を手伝うこともあるものの、「ライン以上に(安全管理は)厳格」(女性従業員)という。

 ■「抜け穴」存在

 異物の持ち込みについては一定の規制はあるものの、「抜け穴」の存在も浮かび上がる。

 従業員が着る作業服は会社の貸与品で、ポケットがないか縫い付けられている。「リップクリームも持ち込めない」(男性従業員)が、製造ラインなどに入る際にカード認証などのセキュリティーはなく、ボディーチェックも行われていなかった。

 県警が押収して解析を進めている工場内部のカメラも、「防犯カメラというより、商品の衛生管理用」(捜査関係者)で、不審な動きまで克明にとらえているかは疑問が残る。別の男性従業員は「袖口などに(農薬を入れた)ポリ袋を忍ばせることは、今思えばできたかもしれない」と打ち明ける。

 ■300人勤務

 工場には約300人が勤務しており、稼働時間は午前5時~午後11時。約8割が非正規労働者で、外国人も実習生を含めて11人いるという。

 異臭商品の製造時期はいずれも昨年10~11月。一部商品では外側の方が中身より高濃度を検出していることから、“犯人”は継続的に混入を繰り返していた可能性がある。群馬県警は、商品が加工され凍結処理される前後から1階の包装室までの間で混入されたとの見方を強めている。  


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2014年01月06日

日本史、高校での必修化を検討…中教審諮問へ

政府が高校での日本史の必修化を検討していることが5日、明らかになった。

 日本史は現在は選択科目だが、海外で活躍する日本人が増える中、自国の歴史を十分に学び、理解している人材を育成すべきだと判断した。文部科学相が今夏にも中央教育審議会(中教審)に高校の学習指導要領の改定について諮問する。教科書検定などを経て、早ければ2019年度から日本史が必修科目となる。

 高校の「社会」は1989年の学習指導要領の改定で「地理歴史」と「公民」に分かれ、「地理歴史」の中で世界史が必修に、日本史が地理との選択制となった。改定前も日本史、世界史、地理は選択科目だったが、「国際化への対応」を優先した結果、学校現場で「日本史軽視」の風潮が広がった。文部科学省によると、現在3~4割の高校生が日本史を勉強せずに卒業しているとみられる。  


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