2014年11月20日
【王者の流儀】宮本勝昌(4年ぶり13度目)
宮本の後にはいつも、ほんのり優しい残り香が漂う。オンもオフも「香り」へのこだわりは相当なものだ。30歳を過ぎた頃から汗の香りに敏感になり、40歳を過ぎると「病的なほど」の“香りフェチ”に変身した。
ラウンド後は、すぐにギャラリーとのチャリティー写真撮影会が控えている。「汗臭いのは嫌だろうなと思って」。スタート前はもちろん、ホールアウト後もシュッ、シュッと一吹き。宮本流、男のたしなみだ。クラブハウスのロッカールームには、香水の瓶が常備されている。お気に入りは爽やかなシトラス系の「グッチ スポーツプールオム」と、エレガントで官能的な「ドルチェ&ガッバーナ the one」で、気分次第で使い分ける。
すれ違った人に「いい香り~」と言われるのは、最高の褒め言葉。洗剤や柔軟剤へのこだわりも強い。洗濯が増える夏場は、気に入った香りの洗剤をスーツケースに入れて遠征に持参する。携帯用の空気清浄機もツアー中の必須アイテム。アロマオイルを数滴垂らし、ホテルの部屋で好みの香りに包まれ、副交感神経を高める。リラックス効果が今季のゴルフにもつながっている。
98年と01年に制した得意の大会に、4年ぶりに帰って来る。「久しぶりですねぇ。JTウイークを満喫しますよ。早く見たいなあ、クラブハウスからの18番グリーンの景色」。シリーズ男は冬の東京よみうりで勝利への嗅覚を研ぎ澄ませる。(高木 恵)
◆宮本 勝昌(みやもと・かつまさ)1972年8月28日、静岡県生まれ。42歳。13歳からゴルフを始め、日大1年時の91年に日本アマを制覇。95年にプロ転向。98年のつるやオープンで初優勝。同年の日本シリーズJTカップでは、尾崎将司をプレーオフで下した。ツアー通算9勝。06年~11年に151試合連続出場。174センチ、76キロ。
ラウンド後は、すぐにギャラリーとのチャリティー写真撮影会が控えている。「汗臭いのは嫌だろうなと思って」。スタート前はもちろん、ホールアウト後もシュッ、シュッと一吹き。宮本流、男のたしなみだ。クラブハウスのロッカールームには、香水の瓶が常備されている。お気に入りは爽やかなシトラス系の「グッチ スポーツプールオム」と、エレガントで官能的な「ドルチェ&ガッバーナ the one」で、気分次第で使い分ける。
すれ違った人に「いい香り~」と言われるのは、最高の褒め言葉。洗剤や柔軟剤へのこだわりも強い。洗濯が増える夏場は、気に入った香りの洗剤をスーツケースに入れて遠征に持参する。携帯用の空気清浄機もツアー中の必須アイテム。アロマオイルを数滴垂らし、ホテルの部屋で好みの香りに包まれ、副交感神経を高める。リラックス効果が今季のゴルフにもつながっている。
98年と01年に制した得意の大会に、4年ぶりに帰って来る。「久しぶりですねぇ。JTウイークを満喫しますよ。早く見たいなあ、クラブハウスからの18番グリーンの景色」。シリーズ男は冬の東京よみうりで勝利への嗅覚を研ぎ澄ませる。(高木 恵)
◆宮本 勝昌(みやもと・かつまさ)1972年8月28日、静岡県生まれ。42歳。13歳からゴルフを始め、日大1年時の91年に日本アマを制覇。95年にプロ転向。98年のつるやオープンで初優勝。同年の日本シリーズJTカップでは、尾崎将司をプレーオフで下した。ツアー通算9勝。06年~11年に151試合連続出場。174センチ、76キロ。
Posted by amamiya at
10:45
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